【雛人形】小黒三郎の組木のおひなさま「さかずきびな」/遊プラン

小黒三郎・組木のおひなさま「さかずきびな」

前々から欲しいと思っていた、小黒三郎氏の組み木のおひなさま。
先日、ようやく購入しましたのでご紹介します。

飾ってかわいい、遊んで楽しいおひなさま

著名な組み木デザイナーである小黒三郎氏の作品は、
素朴でやさしく、あたたかみのあるデザインが最大の特長です。

そして、わたしが小黒三郎氏の組み木のおひなさまや
組み木の五月人形にもっとも魅力を感じる点は、
「子どもが触って遊べるおもちゃ」であること！

わたしも、子ども時代には、段飾りのお雛様を飾ってもらっていました。
でも、おひなさまに触るのは飾るために出すときと仕舞うときだけで、
飾ったお人形はただただ眺めるのみ。

もちろん、わたしが知る限り、どこの家でもそれが普通でしたし、
わたし自身、おひなさまを飾っているだけで、ひな祭りは嬉しいものでした。
ただ、雨戸を開ける前の部屋の薄暗がりにぼんやりと浮かぶ雛人形は
少々こわくもありました（我ながらなんて失礼な）。

でも、この組み木のおひなさまなら、
薄暗いところでみても、絶対こわくない！
だって、とってもかわいいから。

そして、飾る楽しみがあるのはもちろんのこと、
組み木のおもちゃとして、子どもが手に取って遊んでいいんです！
というよりむしろ、「遊んで楽しんでほしい」という想いで創られています。

これって、なんて素敵なんでしょう！

もちろん、伝統的な雛人形も美しく、素晴らしいと思います。
けれど、「幼い日にいっしょに遊んだおひなさま」も、
とても楽しい思い出としてずっと心に残ると思うのです。

小黒三郎氏の組み木のおひなさま、
段飾りの立派なセットもありますが
わたしが購入したような小さなセットも
ちょっとしたプレゼントにもなっていいですよね。
（ちなみに、わたしが買ったのは自分用(*^-^*)

「さかずきびな」の詳細

小さな紙箱に入っています。左隣は携帯（ガラケー）。

小黒三郎氏の組み木「さかずきびな」が入っているケースは、
白い小さな紙箱です。
比較のために、携帯（フィーチャーフォン）を置いてみました。
ね、小さいでしょ？

商品名はさかずきびな（小）。材質はブナ。

箱についていた商品名のシール。材質はブナと明記されています。

箱を開けたところ。

箱を開けると、小さなお内裏さまとお雛さま。
ぼんぼりと一緒に入っています。
思ってたより、ぼんぼりが大きいです。

おひなさまがバラバラになっていないので、開けたときから嬉しい♪

この「さかずきびな」には木枠はありませんが、
組み木がバラバラにならないように細いビニールバンドで
とめてありました。
これがもし、パーツにバラけてしまっていたら
開けたときの「わあ♪」という喜びが
感じられないと思うのです。
嬉しい心遣いですよね＾＾

お内裏さまの下に焼印。

目立ちませんが、細いビニールバンドが見えます。

そーっと、ビニールバンドをはずして
早速、飾ってみました。

寄り添う姿がとても愛らしい、さかずきびな。

男雛の形が「盃」のようなので、さかずきびな。
小黒三郎氏のおひなさまは、小さなものでもいくつも種類があり、
どれにしようか迷いました。
迷った挙句、二人が寄り添っているのがとてもいいなあと思ったので
「さかずきびな」に決定。

小さくてかわいらしい姿にすっかり満足してます。
玄関に飾るのにちょうどいいです♪
飾るのにも、片付けるのにも場所を取らない点も
すばらしい～！

どちら向きからでも同じようにかわいい。

そういえば、男雛と女雛の位置って左右どっちだっけ？と迷ったので
もう１枚、逆位置で写真を撮ってみました。
あとで調べたら、どちらでもＯＫでした。
男雛が向かって右の位置は古来からの置き方で
（日本では、左が右よりも格上とされてきたため）
最近の主流は男雛が向かって左の位置なんだとか。
（大正天皇即位時に、国際儀礼「右が上位」にならって右に立たれて以降の流れ）

どちら向きに飾っても、どちら側から見ても
かわいらしいです。